自然養鶏

笹村出著「発酵利用の自然養鶏」より。

1) 乳酸発酵サイレージには、オカラが地域の素材として最適。

2) オカラの大半がゴミとして焼却処分され、しかも83,3%が水分のため非効率と指摘。
   飼料化するプラントもあるが乾燥経費がかかりすぎて、実用的でない。

3) 酸素と光を遮断しておけばオカラは基本的には、乳酸発酵する。

4) オカラはさして栄養があるわけではありませんが、乳酸が増殖するには最適の材料です。

5) 乳酸菌はよく腸で生きているとかいわれますが、腸で死なないという範囲で増殖しません。

6) 常に与えていなければ効果がないことになる。

7) オカラサイレージが飼料の要だと考えているので、これが続けられないなら私の養鶏は無理。

8) オカラをそのそのまま与えても喜んで食べない。サイレージにすると乳酸が生成され、
   嗜好性がよくなり、好んで食べるものに変わる。

9) オカラは腐敗の早いのも特徴で、簡単な保存法を考えないと実際上は利用しきれないものに
   なってしまいます。この意味でも長期貯蔵できるサイレージはとてもいい方法です。

橋本農園荒牧のブログより。

米ヌカとモミガラに酵素を加えて発酵させ、これを餌に混ぜるとオカラの水分で発酵して炊き込み御飯のような餌になります。

養鶏開始以来利用してきたバイカ酵素が製造中止。
金沢で養鶏されていた人が考案されましたが、高齢のため廃業致しました。

2年前から他の酵素を試用していますが、バイカ酵素の能力に届きません。

酵素は糞臭をなくし、消化吸収力を高めて、抗病力を高め繊維質の供給、オカラなど未利用資源の活用など様々な効力があって、自然卵養鶏には、大切な物です。
 
 

 
 

 

バイカ酵素の酵素とは?

菌と酵素の違い。

全くの別物です。
菌は生き物です。「菌」というと、細菌、糸状菌、キノコなどの総称です。
細菌は原始的な、1個の細胞からなる生物です。大腸菌や納豆菌、ビフィズス菌等、身の回りにいる肉眼では見えない生物ですね。熱い温泉の底や深海にも細菌は住んでいます。熱や圧力に耐える性質を科学技術に応用することも盛んに行われています。

糸状菌は一般的に見た目が糸のような生物で、代表的なものはカビです。
カビはお風呂にはえるカビ、パンに生えるカビ、ミカンに生えるカビ。種類は違いますが糸状菌の仲間です。
細長い細胞(菌糸)がいくつか集まって、糸くずのように絡まり合っています。

キノコはよくご存じですね。カビに近い生物ですが、あの特徴的な傘のような構造(子実体といいます)を持つことが特徴です。
これも、沢山の菌糸の集まりです。

一方の酵素は、すべての生き物が作るもので、生き物が生きていくために必要なものを作ったり、いらないものを分解したりするために生産しています。タンパク質の一種です。
たとえば、アミラーゼという「酵素」は唾液に含まれています。これはデンプンを分解し、吸収しやすいグルコースという形に変える働きをします。アミラーゼはカビも持っています。パンに生えるカビはアミラーゼを出して、パンに含まれるデンプンをグルコースに変え、吸収し、それをエネルギーにして生きています。
リパーゼは、脂肪(トリグリセリド、貯蔵に適している)を分解し、脂肪酸(エネルギーとして利用しやすい)に変える酵素です。
私たちの体の中にはこのリパーゼが働いて、トリグリセリドを分解して脂肪酸を作り、エネルギーにしています。
油を栄養にする菌もいて、リパーゼを持っています。この細菌が作るリパーゼを、洗剤の中に配合したものがあります。
リパーゼという酵素の力で油分を分解し、落としやすくするのです。

このように、酵素は生き物ではなくて、生き物が作る「道具」のことですね。

バイカ酵素とは?