ペッレット見学

福井県総合グリーンセンター

オガクズ(大鋸屑)とは。(ウキペディア)

オガクズ(大鋸屑)とは、ノコギリなどで木材を加工するときに生じる目の細かい木屑。
切り屑の目の大きいものはカンナクズとも言う。
製材所などでは製材により原料材の約7%はオガクズとなるため、日常的に大量に発生する。

高度成長期はオガライトへ加工されることによって一定の消費が見られたが、
石油ガスにエネルギー需要が移ってしまったことにより、多くが焼却処分せざるを得ない状況が続いている。
現在は法令等の強化に伴い処分や利用方法などが課題となっている。

1)燃料としても注目され、固形化されたオガライトは、風呂などの燃料として戦後は普通に目にする存在だった。その後、家庭用ガスや灯油などの普及により需要は激減した。オガライトを木炭化したオガ炭は、昨今、炭火焼をセールスポイントとする飲食店での需要が高まっているが、製造コストの点から、多くが中国やその他アジア各国産炭であり、国内産は高品質であるが製造流通量は少ない。

2)エノキタケ、ナメコ、シイタケなどのキノコ栽培の培地などにも用いられているが、大手メーカーでは品質を安定させるために、特定の樹種を1本丸ごと粉砕し、最初からオガクズとして製造されているものを用いる場合がほとんどである。

3)オガクズを貯めた場所は湿度がある程度一定に保たれるため、エビやカニが比較的長時間生きており、出荷に使われている。

4)ペレット化して、畜産やペットの敷物としての利用もある。

5)梱包の際に緩衝材として使われることもある。しかし、化学薬品には可燃物と接触すると発火するものもあり、実際に硝酸をおがくずで梱包した荷物が発火したことで、ニューヨークからグラスゴーへ向かっていたパン・アメリカン航空のボーイング707貨物機がボストンで墜落事故を起こしている(1973年11月3日、3名死亡)。

6)鉄道の駅では、嘔吐物の処理に使用するため常備している。嘔吐物に撒いて水分を吸わせ清掃する。


注意点は、オガクズには多種の天然の化学物質が含まれ、国際がん研究機関(IARC)では木工粉塵(Wood dust)を「グループ1:発がん性がある」物質と認定(詳細はIARC発がん性リスク一覧を参照)しており、取り扱いには注意すべきである。

オガクズ(大鋸屑)ではなくて、おが粉となっている。


木質ペレット
(もくしつペレット)とは、おが粉や鉋屑(かんなくず)など製剤副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料のこと。ペレットストーブペレットボイラー吸収式冷凍機の燃料として用いられる。

木質バイオマスペレットとも呼ばれる。

さて2000年代に入っての新たなペレットとは。(ウキペディア)


木質ペレットは燃料によってCO2を発生するが、化石燃料の燃焼とは異なり炭素循環の枠内でその総量を増加させるものではないため、統計上は排出しないものとして取り扱うことができる。不要物を原料とするなどCO2排出量削減の観点と、近年の石油価格高騰に対抗するコスト削減の観点から急速に注目を浴びている。

形状は直径6mm - 9mm程度、長さ10mm - 25mm程度の円筒形で、原料となる木材種や使用部位によりホワイトペレット、バークペレット、全木ペレットに分けられており、燃焼特性や製造コストに差がある。使用部位は木質部とは限らず樹皮もペレット化できるほか、樹木自体もさまざまである。木ではなく竹からつくることもできる。

原料によって外観は異なるが、ほとんどの場合はかなり堅く、原料中のワックス成分によって表面の手触りはつるつるしている。


木質ペレットの品質や成分などの基準について日本工業規格 (JIS) では定められていない。このため多くの製造業者・自治体は財団法人日本燃焼機器検査協会が定めた「木質系バイオマスペレットの基準 (JHIA N-5651) 」に沿って製造を行っている。この基準では原料、寸法、発熱量、水分・灰分・塩素・硫黄酸化物の各含有率などが定められている。またその第一項に「1、適用範囲・この基準は、有害物質に汚染されていない樹木を原料として生産された木質系バイオマスペレット(以下、ペレットという)でペレット燃焼機器に用いるものについて規定する。ただし、原料となる樹木が、海水中で貯蔵されたもの又は他の目的で使用され廃材となったものには適用しない。」との項目があるため、建築物解体廃材などの廃棄物を原料にせず、製材過程でできたおが粉や鉋くず・樹皮を原料にするケースが多い。

全木(混合)ペレット

おおまかに分けて以下の三つがある。

  • 木部ペレット(ホワイトペレット)
樹皮を含まない木質部を主体とした原料を用いて製造したペレット。火力が強く、灰が非常に少ない(1.0%未満)。
  • 全木(混合)ペレット
「全木ペレット」樹皮付丸太を原料として製造したペレット
「混合ペレット」樹皮と木部を任意の割合で混合した原料を用いて製造したペレット
灰分は1%〜2%となっており比較的少ない。
  • 樹皮ペレット(バークペレット)
樹皮を主体とした原料を用いて製造したペレット。比較的火力が弱く、灰が多い(8%未満)。頻繁に灰掃除する必要がある。

現在普及している製造設備はペレット流通量の多いアメリカ合衆国やドイツ及び北欧諸国からもたらされたものが多く、大型機械による大量生産を主眼としているため、流通に消費されるエネルギーと経費を減らしたい、或いは地産地消を謳う日本の施策とは相容れない面がある。そのため日本の流通形態や地域の特色を生かした製造方法を確立する事が必要不可欠であり、国・自治体・民間企業・大学などの研究機関が連携し様々な方法が研究されている。近年は国産の製造設備が開発され、商業利用に堪えられる性能・価格を持つものが増えてきた事で、より一層の普及が期待される。

代表的な製造方法(国産機フラットダイ式生産設備の例)
固形や樹皮は粉砕し粉状にし含水量を調整する。次にペレタイザーと呼ばれる原料に圧力を加え固める装置で成型する。木にはリグニンという成分が含まれているが、これに圧力を加えるとリグニンが溶け接着剤の役割をし、同じく木に含まれるセルロースとヘミセルロースが接着される事で成型できる。このとき含水量が20%を越えると固まらず、5%を下回ると固まりにくいため10%前後に調整される。
製造時のエネルギー消費(国産機フラットダイ式生産設備の例)
発熱量5,040kcal/kgのホワイトペレットを製造する際、ペレット1kg当たりに必要な電力量は0.1375kWh。ペレット発熱量の約2.35%となる。一方外国製大型機械では1.3 - 2%程度なので、まだ国産機の効率は良いとは言えない。


ペレット製造は
間伐材や樹根の消費拡大のために何度か普及が試みられてきたが、いずれも失敗に終わってきた。
しかし2000年代に入り地球温暖化
問題、原油価格高騰、廃棄物処理経費の増大などの背景もあり、徐々に普及が進み始めている。
とりわけ寒冷地での普及が顕著で、日本のペレット先進地である岩手県や原油価格
高騰で痛手を喰う北海道でペレットストーブ販売量が急速に増えている。機器の購入に助成金を出す自治体が増え、一般家庭でも導入しやすくなった事も増加の一因とされる。
本州以南の地域では家庭用よりも温室や乾燥用など農業用での大規模利用が多く、また自治体も支援をおこなっており、価格の低下が見込まれている。